今日は、わたしが大好きな樹脂粘土の花づくり、その中でも特別に思い入れのある「カサブランカ」をご紹介します。

カサブランカって、お花屋さんで見かけるたびに「ああ、綺麗だな…」ってため息が出ますよね。あの大輪の白い花、甘く気品のある香り、すっと伸びた茎のライン。花の中の女王とも呼ばれるくらい、本当に存在感のある花です。

そんなカサブランカを、樹脂粘土で自分の手で作れたら…素敵だと思いませんか?

樹脂粘土で作ったカサブランカは、枯れないし、香りこそないけれど、その分いつまでも飾っておけます。完成したときの達成感と、飾ったときの美しさは、本物のお花に負けないくらいの感動があります。

今日は、材料の準備から、花びらの形づくり、雄しべ・雌しべのリアルな仕上げ方まで、丁寧に順を追ってご紹介していきます。初めての方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後まで一緒に楽しんでいきましょう!

 


【カサブランカについて・花言葉と誕生花】

作り始める前に、カサブランカというお花のことをもう少し知っておきましょう。知っているとより愛着がわいて、作るのがもっと楽しくなります✨

カサブランカ(Casablanca)は、ユリ科の大輪品種で、オリエンタルユリの一種です。名前の由来はスペイン語で「白い家」を意味する言葉から。真っ白な大きな花びらがまさにその名にふさわしい、純粋で堂々とした雰囲気を持っています。

カサブランカの花言葉は、「威厳」「高貴」「純粋な心」「祝福」。白いユリ全体の花言葉には「無垢」「純潔」という意味もあります。

特に「威厳」という言葉がぴったりで、カサブランカが「花の中の女王」と呼ばれる理由がよくわかります。結婚式のブーケや、贈り物として選ばれることが多いのも、この凛とした気品があるからですね。

そして誕生花としてのカサブランカは、主に6月・7月・8月に登場します。6月15日、7月1日、7月14日、8月1日などの誕生花として知られており、夏の誕生日を持つ方へのプレゼントとしてもとても素敵な意味を持っています。

手作りの樹脂粘土カサブランカを、大切な方の誕生日に合わせてプレゼントするのもすごく喜ばれますよ♪


【用意するもの】

それでは、作り始めましょう!まず必要な材料と道具をご紹介します。

【材料】
・樹脂粘土(白色・メインの花びら用)
・樹脂粘土(薄いピンクや黄緑用・グラデーション仕上げ用)
・アクリル絵の具(白・黄色・緑・茶色・ピンク)
・パステル(白・ピンク)
・フローラルワイヤー(#24・#26・#28)
・フローラルテープ(緑)

【道具】
・丸棒または竹串
・花びら用クッションマット(フォームマットなど)
・ボールツール(押し棒・丸い先のもの)
・ハサミ
・ピンセット
・綿棒
・筆(細め・中太)
・つまようじ
・木工用ボンドまたはグルーガン

揃えてみると少し多く見えますが、花びらの成形に使うマットとボールツールさえあれば、あとは100均でも手に入るものばかりです。ぜひ気軽にチャレンジしてみてください!


【作り方 ステップ1:粘土の準備と花びらの色づくり】

樹脂粘土は、そのままだと完全に白いので、花びらのリアルな色を出すためにアクリル絵の具を少量混ぜていきます。

白の粘土に、ほんの少しだけ黄色とピンクを混ぜると、カサブランカ特有の「温かみのある白」になります。ほんのりクリームがかった、自然な白さです。

ここでのポイントは、絵の具を入れすぎないこと。本当に少量、爪の先くらいの量から始めましょう。粘土をよく練り込んで、色が均一になったらOKです。

花びら用の粘土を薄く伸ばします。カサブランカの花びらは大きく、厚みがありすぎると重たい印象になるので、透き通るくらいの薄さを意識しましょう。ただし薄すぎると破れやすいので、加減が大切です。


【作り方 ステップ2:花びらの形を整える】

カサブランカは1輪に花びら(花被片)が6枚あります。大きさや形は上下で少し違いますが、基本的には細長い楕円形で、先端がすっとつながった形です。

型紙を使うと初めての方でも均一に作れます。型紙はA4用紙に自分で描いてもいいですし、ネットで検索するとテンプレートも見つかります。

型紙に合わせて粘土を切り出したら、クッションマットの上に置いてボールツールで花びらの端をやさしく押さえていきます。このとき、少し外向きにカーブするように押すと、本物らしい花びらの動きが出ます。

カサブランカの花びらには、中央に縦のラインが入っていますね。乾く前に竹串やつまようじで軽く筋を入れると、よりリアルになります。

花びら全体の両端も少し内向きにカーブさせると、ふんわりとした立体感が出ます。これを6枚作ります。


【作り方 ステップ3:花びらへの色付け・パステル仕上げ】

花びらが乾いたら(半乾き状態でも◎)、カサブランカらしい仕上げの着色をしていきます。

パステルを削って粉にしたものを、綿棒や筆でそっと花びらの中央ラインに沿って塗ります。ピンクのパステルをほんのりつけると、本物のカサブランカそっくりの雰囲気になります。

アクリル絵の具の薄いピンクを水で溶いて、筆で花びら中央に軽くにじませるのも素敵です。グラデーションが入るだけで、ぐっとリアルさと可愛さが増します。

花びらの縁は白に近いまま残すと、本物らしいフワッとした透明感が出ます。全体にべったり色を乗せないことが、きれいに仕上げるコツです。


【作り方 ステップ4:雄しべ・雌しべの作り方】

カサブランカのリアルさを決定づけるのが、この雄しべ・雌しべです!ここを丁寧に作ると、完成度がぐっとアップします。

雄しべは6本あります。細く伸ばしたワイヤーの先に、小さな粘土をつけて丸め、葯(やく)を作ります。葯は茶色のアクリル絵の具を乾いてから塗ります。本物の葯はTの字型をしていて、コーヒー色の粉(花粉)がついていますよね。それを意識して作ると、見た目がぐっとリアルになります。

雌しべは中央に1本。雄しべより少し長めにして、先端を三つ又に分けると本物そっくりです。細く作ったワイヤーに薄い緑の粘土を巻きつけて作ります。

雄しべ・雌しべがしっかり仕上がったら、乾燥させておきましょう。


【作り方 ステップ5:組み立て・花の仕上げ】

いよいよ組み立てです!花びら6枚を配置します。カサブランカは内側3枚・外側3枚と交互に並ぶように組みます。

中央に雌しべ、その周りに雄しべをグルーガンまたはボンドで固定します。花びらを内側3枚から順に周りに貼っていき、外側3枚を少しずらすように付けると立体的になります。

フローラルワイヤーを茎にして、フローラルテープで根元から巻いていきます。緑のテープを斜めに巻くことで自然な茎が作れます。

葉っぱも薄く延ばした緑の粘土でシンプルに作り、ワイヤーに貼り付けると、より豪華な仕上がりになります。カサブランカの葉は細長いので、細めに作ると本物らしくなりますよ。


【完成!飾り方・楽しみ方】

お疲れさまでした!ついに完成です✨

完成したカサブランカを花瓶に飾ると、それだけでお部屋がパッと華やかになります。一輪でも存在感があるので、シンプルなガラス瓶に活けるだけでも様になります。

いくつか作ってブーケにしたり、フレームに入れてボタニカルアートのようにしたりと、アレンジも楽しめます。

樹脂粘土のカサブランカは枯れないので、ウェディングブーケやフォトプロップスとしても大人気です。ご自身の結婚式や、大切な方へのプレゼントにもぜひ検討してみてくださいね。


【樹脂粘土のお花づくりの楽しさについて】

最後に、わたしが樹脂粘土の花づくりを続けている理由をお話しさせてください。

最初は「本物っぽく作りたい」という気持ちから始めたんですが、今は「作っている時間そのもの」が本当に好きになりました。

粘土を手でこねているとき、花びらを一枚一枚丁寧に形にしていくとき、あの集中している時間が、日常のいろんなことをいったん忘れさせてくれるんですよね。まるでお花と二人きりでお話しているみたいで、なんだか心が穏やかになります。

そして完成したとき、「わたしが作った」という特別な愛着が生まれます。お花屋さんで買ったものとはまた違う、自分だけの一輪。それを飾るたびにちょっと嬉しくなる、あの感覚がたまらないんです。

うまく作れないことも、正直あります。花びらが歪んだり、雄しべがポロッと取れたり。でもそれも全部、手作りの味だと思っています。完璧じゃなくていい。作る過程を楽しむことが、いちばん大切だって今は思っています。

初心者の方も、「不器用だから無理かも…」なんて思わないでください。最初は思い通りにならなくて当然です。わたしもそうでした。でも作れば作るほど上手くなるし、どんどん楽しくなっていきます。

ぜひ、あなたもカサブランカの花づくりを楽しんでみてください。


 

今日は樹脂粘土で作るカサブランカの作り方と、その楽しさをたっぷりご紹介しました。

お花の女王・カサブランカの花言葉は「威厳」「高貴」「純粋な心」。誕生花としては6月・7月・8月を代表する花として多くの人に愛されています。

自分の手で作ったカサブランカが、あなたの毎日に小さな幸せを運んでくれますように。

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🌸 カサブランカの花言葉・誕生花

メインの花言葉

威厳・高貴・純粋な心・祝福

別名

花の女王・ユリの女王

誕生花

6/15・7/1・7/14・8/1

英語の花言葉

Purity, Majesty, Celebration